ハイウエイカード (額面\50,000) 2003年1月
全体写真
1.全体の外観 真正券
(右=表面)

(左=裏面)
 ホログラムに波模様が加わった新デザインのハイウエイカード偽造は2003年1月ころより出回り始めています。鑑定のポイントは次のとおりです。
A.ホログラム輪郭痕
真正券(裏面)             偽造券×(裏面)
真正券には表面ホログラムの輪郭が裏面側に白い輪のように浮かんで見える。しかしながら、偽造にはこれがほとんど見られない。
B.ホログラム輪郭痕
ホログラム内には2種類のマイクロ文字が印刷されている。直線帯内の
文字と波線内の文字である。偽造券では初期において文字が異常に大きいものが発見され、しばらく後にその部分が修正された偽造が現れたが波線内のマイクロ文字は視認できない。
真正券
真正券
の拡大写真
波状の帯の中にマイクロ文字は認められるが、異常に大きい例
造券×
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(その1)
波状の帯の中にマイクロ文字は認められるが、異常に小さくつぶれている例 偽造券×
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(その2)
C.「公」、「路」字の字体の差異
「公」字
真正券は「公」字の部品「ハ」の終筆部先端がV字状に鋭角になっている。偽造券ではコ字状に四角い表現になっている

「路」字
真正券は「路」字の部品「止」の最終筆部が(┗)レ字状に表記であり、字画の先端左V字状のとがっている
対して偽造券では部品「止」の文字通りのデザインで(┴)字状の表記eで先端はコ字状に四角い表現になっている

真正券
偽造券×

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